人新世の「資本論」 人新世の「資本論」

人新世の「資本論‪」‬

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発行者による作品情報

【『新書大賞2021』第1位!大賞受賞作!!】人類の経済活動が地球を破壊する「人新世」=環境危機の時代。気候変動を放置すれば、この社会は野蛮状態に陥るだろう。それを阻止するためには資本主義の際限なき利潤追求を止めなければならないが、資本主義を捨てた文明に繁栄などありうるのか。いや、危機の解決策はある。ヒントは、著者が発掘した晩期マルクスの思想の中に眠っていた。世界的に注目を浴びる俊英が、豊かな未来社会への道筋を具体的に描きだす。
【各界が絶賛!】■松岡正剛氏(編集工学研究所所長)
気候、マルクス、人新世。 これらを横断する経済思想が、ついに出現したね。日本はそんな才能を待っていた!
■白井聡氏(政治学者)
「マルクスへ帰れ」と人は言う。だがマルクスからどこへ行く? 斎藤幸平は、その答えに誰よりも早くたどり着いた。 理論と実践の、この見事な結合に刮目せよ。
■坂本龍一氏(音楽家)
気候危機をとめ、生活を豊かにし、余暇を増やし、格差もなくなる、そんな社会が可能だとしたら?
■水野和夫氏(経済学者)
資本主義を終わらせれば、豊かな社会がやってくる。だが、資本主義を止めなければ、歴史が終わる。常識を破る、衝撃の名著だ。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2020年
9月22日
言語
JA
日本語
ページ数
384
ページ
発行者
集英社/集英社新書
販売元
Shueisha Inc.
サイズ
3.7
MB

カスタマーレビュー

だいすけ@_'

霧が晴れた

コロナ禍で混迷する中であった何だかわからないモヤモヤが一気に晴れました。全ては偶然ではなく必然だったと思えるほどの説得力がありました。ありがとう

ユウ05191997

言うまでもなく

主張が何処かで聞いたことのある極左の書籍。
自分たちがどこまで偉いと思っているのか?
それが分かる本です。
それ以外はほぼ価値なしです

ジンベイおじさん

今、多くの人に読んでいただきたい本です。

資本主義のはらむ問題点を分かりやすく明解に解説し、マルクスの新しい解釈と共にこれから進むべき道を示してくれています。

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