四人の署名【阿部知二訳】
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5.0 • 3件の評価
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発行者による作品情報
ある日ホームズのもとへうら若き女性の依頼人が現れた。インドから帰国した父親が、女性が17歳のときに失踪してしまった。ところがそれから後毎年のように、ひと粒の美しい真珠が送り届けられるようになった。だれが送ってくれるのか、その正体はまったくの謎。ところが今年は、妙な招待状が届いたというのだ。「・・・あなたは不当に虐待されている女性ですから、正当なつぐないを受けさせてあげます。・・・」無限の冨を持つとみられる軍人の怪死からはじめて明るみに出た”四人の署名”の秘密。インド王族の秘宝をめぐり、ロンドンの水路を舞台に繰り広げられる争奪戦。シャーロック・ホームズものの長編第2弾、ここに登場。
カスタマーレビュー
hetoheto4207
、
四人の署名に感銘
この時代の白人であるアーサー・コナン・ドイルが「色が黒かろうが青かろうが友達は友達だ」という台詞を書いているではありませんか。
後半では人種差別的な作品が増えてきますが、この地点ではこんな台詞がとても斬新に感じました。