〈堀氏〉今川壁書[今川状](折本) 〈堀氏〉今川壁書[今川状](折本)

〈堀氏〉今川壁書[今川状](折本‪)‬

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発行者による作品情報

〈堀氏〉今川壁書[今川状](折本)
【判型】折本1帖。縦285粍。
【作者】堀流水軒(直陳・観中)書。
【年代等】宝永3年9月刊。[大阪]浅野弥兵衛板。
【備考】分類「往来物」。堀流水軒が揮毫した『今川状』の折手本。奥書に「『堀氏今川』、已前より版行雖有之、筆不慥之故、此度門弟之手本乞請、今改板畢」とあり、元禄頃に先行板があった旨を記す。『今川状』は、今川貞世が弟(首題に「愚息」とあるが子息ではない)の仲秋にあてた教訓で、「一、不知文道而、武道終不得勝利事」で始まる23カ条と後文から成る往来物。文武両道を強調する室町初期を代表する武家家訓とされる。以下、無益の殺生の戒め、罪人の公正な裁き、領民に対する非道と己の奢侈の戒め、先祖の建造物保持、忠孝怠慢の戒め、公平な賞罰、臣下を見て己を慎むこと、他人の不幸を己の利としないこと、分限相応、賢臣・侫人の見極め、非道の富裕と正しい零落、遊楽と家職など、武人として弁えるべき条々を列挙し、後文でも文武両道を繰り返し強調し、上下や友人の善悪、また己の心の善悪の見極めなど武士の心得を諭す。なお、近世刊本では本文末尾に「応永十九年」と記すものと「永享元年」と記すものの二様がある。また、『今川状』古写本における2巻本の存在から前半の23カ条が先に(応永7年以前に)成立して、後文がやや遅れて増補された可能性もある。

ジャンル
歴史
発売日
2025年
3月16日
言語
JA
日本語
ページ数
33
ページ
発行者
成錦堂
販売元
Awaji bookstore Seikindo
サイズ
9.9
MB
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