子どもたちの創造を豊かにするアイデア集
特別支援学校における図工や美術の取り組み
発行者による作品情報
特別支援教育は一人ひとりの子どもたちを大切にする教育です。様々な発達段階の子どもたちが学んでおり、授業における目標も一人ひとり違います。私は肢体不自由特別支援学校で図工や美術の授業を担当してきました。授業を作る上で大切にしていることは、色々な素材を使い、ダイナミックな活動を子どもたちに体験させることです。手を中心に様々な感触を受け止めたり、色々な色を見たりすることで子どもたちの発達が促されます。思わず手を伸ばしたくなる教材を使うことで学習への意欲が育ちます。
このBOOKでは図工や美術の授業における造形遊びなどの取り組みを、子どもたちの生き生きとした様子とともに紹介します。また小麦粉絵の具などの感触教材の簡単な作り方も掲載しています。