宮尾登美子 電子全集10『きのね/日記(昭和41年~47年)』 宮尾登美子 電子全集10『きのね/日記(昭和41年~47年)』
宮尾登美子 電子全集

宮尾登美子 電子全集10『きのね/日記(昭和41年~47年)‪』‬

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発行者による作品情報

奉公人から梨園の妻となるまでの献身を綴る『きのね』と、著者自身の『日記』。演劇評論家・渡辺保が往時の歌舞伎界を語る!

貧しい家に生まれた光乃は女学校を卒業した昭和8年、歌舞伎役者の家へ奉公に上がり、長男・雪雄の世話係となる。雪雄は癇癪持ちで、気に入らないことがあれば暴力を振るうこともあった。だが、光乃は雪雄が結核を患った時も、結婚した後も献身的に仕えた。長篇小説『きのね』は、雪雄の本質を誰よりも理解して受け入れ、ひたすら尽くす光乃が雪雄の離婚後に妻として迎えられるまでを描いた作品で、当代随一の人気を誇った九代目市川海老蔵(後の十一代目市川團十郎)の妻がモデルとなっている。
『日記』は、日記をつけることを習慣とした宮尾が、生前に公表した中から、上京した昭和41年から『一絃の琴』で第80回直木賞を受賞する54年までを2回に分けて収録する。今回は前半の昭和41年から47年までで、生活のためにライターや編集の仕事をしながら、小説の執筆を続ける宮尾が、どんな思いを抱いていたのか、その一端を垣間見ることができる。

付録では、戦前から歌舞伎鑑賞を続けている演劇評論家・渡辺保にインタビュー。宮尾と交流もあり、九代目市川海老蔵の舞台を実際に観てきた渡辺が、その歌舞伎役者としての魅力などを語る。

※この作品にはカラー写真が含まれます。

ジャンル
小説/文学
発売日
2018年
9月21日
言語
JA
日本語
ページ数
970
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
7.4
MB
天璋院篤姫(上) 天璋院篤姫(上)
2007年
鬼龍院花子の生涯 鬼龍院花子の生涯
2011年
天璋院篤姫(下) 天璋院篤姫(下)
2007年
藏 (上) 藏 (上)
1998年
藏 (下) 藏 (下)
1998年
新装版 一絃の琴 新装版 一絃の琴
2008年
宮尾登美子 電子全集11『菊亭八百善の人びと/日記(昭和48年~54年)』 宮尾登美子 電子全集11『菊亭八百善の人びと/日記(昭和48年~54年)』
2018年
宮尾登美子 電子全集12『藏/天涯の花』 宮尾登美子 電子全集12『藏/天涯の花』
2018年
宮尾登美子 電子全集13『天璋院篤姫/篤姫の生涯』 宮尾登美子 電子全集13『天璋院篤姫/篤姫の生涯』
2018年
宮尾登美子 電子全集14『東福門院和子の涙/クレオパトラ』 宮尾登美子 電子全集14『東福門院和子の涙/クレオパトラ』
2019年
宮尾登美子 電子全集15『宮尾本 平家物語 一 青龍之巻/宮尾本 平家物語 二 白虎之巻』 宮尾登美子 電子全集15『宮尾本 平家物語 一 青龍之巻/宮尾本 平家物語 二 白虎之巻』
2019年
宮尾登美子 電子全集16『宮尾本 平家物語 三 朱雀之巻/宮尾本 平家物語 四 玄武之巻』 宮尾登美子 電子全集16『宮尾本 平家物語 三 朱雀之巻/宮尾本 平家物語 四 玄武之巻』
2019年