幸福論
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3.8 • 5件の評価
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発行者による作品情報
不幸は至る所にあるものであるということを前提にすると、本書はそのような「日常的な不幸」に対する処方箋集ともいえる。 そしてその処方箋に共通するのは、自分の世界にこもるのではなく、外界へ興味をもつこと、外的なものに対して好奇心をもつことであるとラッセルは説く。
第一部 不幸の原因
1 何が人びとを不幸にさせるのか? 2 バイロン風な不幸 3 競争 4 退屈と興奮 5 疲労 6 嫉妬 7 罪悪感 8 被害妄想 9 世論に対する恐怖
第二部 幸福をもたらすもの
10 いまでも幸福は可能であるか? 11 熱意 12 愛情 13 家庭 14 仕事 15 非個人的な興味 16 努力とあきらめ 17 幸福な人間
解説 小川仁志
カスタマーレビュー
ヌード最高
、
論理的な議論
この著作は哲学書で、抽象的で読みづらかった。だが、仕事と趣味の所は納得できて、同感だった。
三大幸福論があるといい、アランのは読んでいたが、ラッセルのもいいと思った。
巻末の解説がよく要約しており、理解が深まった。