成りあがり
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4.4 • 272件の評価
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- ¥530
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発行者による作品情報
広島から夜汽車に乗って上京した少年。ポケットにはアルバイトで貯めた5万円しかなかったが、胸には熱く燃える大きな固まりがあった。「おれは音楽をやる、星(スター)になる!」。その少年はいま、願い通り星になった。星の中の星、スーパースターに。だがここにあるのは、うつろな星のささやきではない。くやしさも、みじめさも、すべて吐きだし、泣いている、笑っている、叫んでいる。この一冊はそのまま矢沢永吉の歌なのだ。
APPLE BOOKSのレビュー
ロックスターとして時代を超えトップを走り続けるアーティスト、矢沢永吉が1978年に発表した自伝「成りあがり」。伝説的ロックバンド、キャロルを解散後すぐソロデビューを果たし、絶頂期を迎えた時期の矢沢が、家族や友人、バンド、故郷の広島への思いについて語った作品。飾り気のない素朴な語り口調で、さまざまなエピソードがつづられている。辛い状況を体験したからこそバイタリティーが湧くといった芯の強さを感じさせる発言や、初期のソロライブでは、批判を覚悟してバンド時代と異なるタイプの曲に挑戦したというその姿には、スーパースターとしての自負がありありと感じられ、大きな勇気をもらえる。一方、青年時代に大人から手渡されたデール・カーネギーによる著書「人を動かす」を読み込んだエピソードからは、ロックスターとしての破天荒なイメージとは異なる実直で勤勉な一面が垣間見え、天才と同時に努力家でもあった彼の人柄を浮かび上がらせる。人間味あふれる言葉を通じて、多くの人を魅了する矢沢永吉というスターの核心に触れることができる作品。
カスタマーレビュー
サミホット
、
私のバイブル
中学生の時に読んでから、もう何回読んだだろう。サイコーだよサイコー!
こばっき〜
、
かっこいいとはこういうことだ。
20年ぶりに読みました。ロックンロールは廃れない!
akjustin
、
あ
あ