「戦争孤児」を生きる 「戦争孤児」を生きる

「戦争孤児」を生き‪る‬

ライフストーリー/沈黙/語りの歴史社会学

    • ¥2,800
    • ¥2,800

発行者による作品情報

第2次世界大戦で親を失った戦災孤児・戦争孤児は、戦後70年にあたる2015年まで多くを語らず、「沈黙の半世紀」「沈黙の70年」を生きてきた。彼・彼女たちはなぜ沈黙してきたのか。これまでの人生で何を経験してきたのか。なぜいま、自らの足跡を語れるようになったのか。



これまで沈黙してきた戦争孤児の当事者たちにロングインタビューをおこない、浮浪生活、自殺を考えるほどの親戚宅での冷酷な処遇、教育にアクセスできない困難、就職の難しさ、家族をつくることの願いと拒否感など、これまで歩んだ生活実態を明らかにする。



戦争孤児が自らを語り、社会的な承認を求める契機になった東京大空襲集団訴訟などについての思いも聞き書きして、「戦争で親を失った子どもたち」が、抱え続けてきたスティグマとどう向き合い、自らの来歴をどのように語るのかを検証する。

ジャンル
歴史
発売日
2021年
11月25日
言語
JA
日本語
ページ数
231
ページ
発行者
青弓社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
7.8
MB

土屋敦の他のブック

男のパスタ道 男のパスタ道
2014年
男のチャーハン道 男のチャーハン道
2018年
男のハンバーグ道 男のハンバーグ道
2015年
家飲みを極める 家飲みを極める
2016年
子どもと貧困の戦後史 子どもと貧困の戦後史
2016年