普通という異常 健常発達という病 普通という異常 健常発達という病

普通という異常 健常発達という‪病‬

    • 5.0 • 1 Rating
    • ¥1,100

Publisher Description

ADHDやASDを病いと呼ぶのなら、「普通」も同じように病いだーー

「色、金、名誉」にこだわり、周囲の承認に疲れてしまった人たち。
「いいね」によって、一つの「私」に束ねられる現代、極端な「普通」がもたらす「しんどさ」から抜け出すためのヒント

●「自分がどうしたいか」よりも「他人がどう見ているか気になって仕方がない」
●「いじわるコミュニケーション」という承認欲求
●流行へのとらわれ
●対人希求性が過多になる「しんどさ」
●本音と建て前のやり取り
●社会のスタンダードから外れていないか不安
●ドーパミン移行過剰症としての健常発達
●親の「いいね」という魔法

「病」が、ある特性について、自分ないしは身近な他人が苦しむことを前提とした場合、ADHDやASDが病い的になることがあるのは間違いないでしょう。一方で、定型発達の特性を持つ人も負けず劣らず病い的になることがあるのではないか、この本で取り扱いたいのは、こういう疑問です。たとえば定型発達の特性が過剰な人が、「相手が自分をどうみているのかが気になって仕方がない」「自分は普通ではなくなったのではないか」という不安から矢も楯もたまらなくなってしまう場合、そうした定型発達の人の特性も病といってもいいのではないか、ということです。――「はじめに」より

GENRE
Professional & Technical
RELEASED
2023
January 19
LANGUAGE
JA
Japanese
LENGTH
240
Pages
PUBLISHER
講談社
SELLER
Kodansha Ltd.
SIZE
3.9
MB
発達障害の内側から見た世界 名指すことと分かること 発達障害の内側から見た世界 名指すことと分かること
2020
なぜ私は一続きの私であるのか ベルクソン・ドゥルーズ・精神病理 なぜ私は一続きの私であるのか ベルクソン・ドゥルーズ・精神病理
2018
てんかんから始める精神医学 てんかんから始める精神医学
2024
最終講義:心因と外因を一人の精神科医が診察することの難しさ 最終講義:心因と外因を一人の精神科医が診察することの難しさ
2024
発達障害の精神病理 II 発達障害の精神病理 II
2020
発達障害の精神病理IV-ADHD編 発達障害の精神病理IV-ADHD編
2023
目的への抵抗―シリーズ哲学講話―(新潮新書) 目的への抵抗―シリーズ哲学講話―(新潮新書)
2023
現代思想入門 現代思想入門
2022
言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか 言語の本質 ことばはどう生まれ、進化したか
2023
暇と退屈の倫理学(新潮文庫) 暇と退屈の倫理学(新潮文庫)
2021
Shrink~精神科医ヨワイ~ 2 Shrink~精神科医ヨワイ~ 2
2020
夜と霧 新版 夜と霧 新版
2002