株式会社の終焉 株式会社の終焉

発行者による作品情報

証券チーフエコノミスト時代に上梓した処女作『100年デフレ―21世紀はバブル多発型物価下落の時代』(日本経済新聞社、2003年)に始まって、『人はグローバル経済の本質をなぜ見誤るのか』(日本経済新聞出版社、2007年)、『終わりなき危機 君はグローバリゼーションの真実を見たか』(同、2011年)、そしてベストセラー『資本主義の終焉と歴史の危機』(集英社新書、2013年)と、一貫して、資本主義の限界と、にもかかわらず続く「成長信仰宗教」批判してきた著者の最新作。まさにその系譜を継ぐ渾身の書き下ろしです。
「長い16世紀」の後の近代資本主義とそれを担う近代株式会社の誕生から現代まで、その歴史を紐解きつつ、必然としての現在の資本主義の終焉と、それに伴い、株式会社、厳密にいえば、現金配当をしている株式会社に、残されている時間はあまりないことを、頻発する企業の不祥事や格差の拡大、国家債務の拡大、人口減少等の各国に共通する課題にも触れつつ、丁寧に述べていく。
では、どうするのか? 本書の新しさは、その一つの方向性を示していることにもある。まさに、著者新境地の力作である。

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2016年
9月30日
言語
JA
日本語
ページ数
240
ページ
発行者
ディスカヴァー・トゥエンティワン
販売元
Digital Publishing Initiatives Japan Co., Ltd.
サイズ
2.2
MB
資本主義の終焉と歴史の危機 資本主義の終焉と歴史の危機
2014年
一流の投資家は「世界史」で儲ける 一流の投資家は「世界史」で儲ける
2018年
マネーの進化史 マネーの進化史
2015年
バブル再び ~日経平均株価が4万円を超える日~(小学館新書) バブル再び ~日経平均株価が4万円を超える日~(小学館新書)
2022年
日本経済50の大疑問 日本経済50の大疑問
2013年
「追われる国」の経済学―ポスト・グローバリズムの処方箋 「追われる国」の経済学―ポスト・グローバリズムの処方箋
2019年
資本主義の終焉と歴史の危機 資本主義の終焉と歴史の危機
2014年
これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講 これからの教養 激変する世界を生き抜くための知の11講
2018年
資本主義という謎 「成長なき時代」をどう生きるか 資本主義という謎 「成長なき時代」をどう生きるか
2013年
閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済 閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済
2017年
超マクロ展望 世界経済の真実 超マクロ展望 世界経済の真実
2010年
世界史の中の資本主義―エネルギー、食料、国家はどうなるか 世界史の中の資本主義―エネルギー、食料、国家はどうなるか
2013年