江戸の風 江戸の風

江戸の‪風‬

    • ¥1,600
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発行者による作品情報

語りつくされる「談志哲学」


「江戸の風」って何だろう。

「便利」でなく、そこに吹いてくる「風」を大事に。

「文明」より「文化」を大事に。

そして勝手に生きな。難しいよ。

(本文より)


[本書の特徴]

1 若い世代に伝えるため、ネット上での動画配信を前提に語られた「談志哲学」です。


2 気管切開によって声を失う直前、2011年1月~2月に撮影された映像の初書籍化です(2011年3月気管切開、同年11月逝去)。


3 名言「落語とは、人間の業の肯定である」から40年を経て、最晩年に言及した「江戸の風」という概念。このテーマを語りこんだ唯一の記録です。


4 動画付き書籍です。本書購入者は、談志の揮毫と声を組み合わせた動画「日めくりのつもり」366日分を視聴することができます。


【目次】

■落語のリアリズム

講釈のリアリズム/人間の不確かさ/ナンセンスかリアルか/八公、与太郎のリアリズム/持ってるか、生かせるか 他


■日めくりのつもり

いつも一人が楽だよ/チャンと生きなよ/坊主にだまされるな/腹一杯に喰っときな/TVは大阪人ばかりだ/都電を増やしてくれ/夜が来るよ、いいネ/自然に逆らうなよ 他


■立川談志の会

羽団扇/落語チャンチャカチャン


■江戸の風

風が違う/べらんめえ調と「べらぼうめ」/流行という風/魚河岸、江戸の最たるところ/芸人の風、それぞれの風 他


■解説 松岡慎太郎(談志長男)


【著者】

立川談志

落語家、落語立川流家元。1936年、東京に生まれる。本名、松岡克由。小学生のころから寄席に通い、落語に熱中する。16歳で五代目柳家小さんに入門、前座名「小よし」を経て、18歳で二つ目となり「小ゑん」。27歳で真打ちに昇進し、「五代目立川談志」を襲名する。1971年、参議院議員選挙に出馬し、全国区で当選、1977年まで国会議員をつとめる。1983年、真打ち制度などをめぐって落語協会と対立し、脱会。落語立川流を創設し、家元となる。

ジャンル
アート/エンターテインメント
発売日
2021年
8月10日
言語
JA
日本語
ページ数
160
ページ
発行者
株式会社dZERO
販売元
Voyager Japan, Inc.
サイズ
10.8
MB
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