独裁の中国現代史 毛沢東から習近平まで
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発行者による作品情報
繰り返される粛清、密告、民族弾圧。世界最大の独裁国家はいかに築かれたか?
2019年は中華人民共和国の建国70周年。日中戦争、朝鮮戦争、文化大革命、改革開放、天安門事件、そして習近平体制まで、世界第二位の経済大国となりながら、いまだ一党独裁体制、少数民族弾圧、都市と農村の格差といった矛盾を抱える大国の病巣を、毛沢東以来の歴史に探る。中国システムの抱える致命的な欠点とは?
【目次】
序章中国共産党という組織──徹底監視のシステム
第1章国民党と共産党コミンテルが生んだ双生児
第2章毛沢東の“国盗り”戦術──抗日神話のウソ
第3章中華人民共和国の誕生──スターリンとの確執
第4章大躍進史上最大の災厄
第5章世界史から見た文化大革命──粛清と民族破壊
第6章新たな独裁者トウ小平──「先富論」のトリック
第7章習近平引き継がれる独裁の系譜