男尊女子 男尊女子

男尊女‪子‬

    • 4.0 • 1件の評価
    • ¥1,400
    • ¥1,400

発行者による作品情報

社会現象を巻き起こした『負け犬の遠吠え』、子の有無から女性の人生を考察した『子の無い人生』など、自身の同世代と並走し話題作を送り続ける著者が、現代日本社会の男尊女卑意識に切り込む。日本社会の男尊女卑感は、男性側だけによるものなのか。女性側にも「男が上、女が下」という意識はないだろうか。現代日本社会の女性蔑視感を女性側の視点から浮き彫りにする。学生時代、運動部系女子マネージャーに眉を顰めたことはないだろうか? 夫でも恋人でもない男子の汚れ物を嬉々として洗っているあの女たちは何者なのか(「小さな女子マネ」)。デスクを回って茶を淹れる女性社員を横目に「女を捨てて仕事に邁進したいわけではないが、茶を淹れる、しかも自分よりアホで暇そうな男性社員に…それはできない!」という雇均法第一世代女性社員がいた一方、お茶女子を全うするキャリア組も(「お茶女子」)。男尊女卑のアイコン、九州男児。リベラル系東京女と最悪の相性と言われる彼らも、その逆の組み合わせ――東京男と九州女子は、うまくいくことが多いらしい。その意味するところは?(「九州男女」)。夫、旦那、ダーリン。婚姻相手の呼称が女性の深層心理を炙り出す。「養ってもらっている」専業主婦ならともかく、キャリア妻が「うちの主人」と言えるのはなぜなのか(「主人」)。他、合計20章のエッセイ集。

ジャンル
小説/文学
発売日
2017年
5月31日
言語
JA
日本語
ページ数
248
ページ
発行者
集英社/集英社学芸単行本
販売元
Shueisha Inc.
サイズ
1.2
MB

酒井順子の他のブック

負け犬の遠吠え 負け犬の遠吠え
2006年
容姿の時代 容姿の時代
2015年
子の無い人生 子の無い人生
2018年
おばさん未満 おばさん未満
2011年
オリーブの罠 オリーブの罠
2014年
「来ちゃった」 「来ちゃった」
2016年