皇室はなぜ尊いのか
日本人が守るべき「美しい虹」
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4.3 • 3件の評価
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発行者による作品情報
神話に起源をもつ皇室は、世界がうらやむ日本の宝。それはギリシア神話に登場するアガメムノンの末裔が、いまもヨーロッパの王室として繋がっているのと同じことだから——。日本は、いまもって神話に繋がる王朝を有する世界唯一の国なのである。本書は、古代より幾度となく訪れた「皇統の危機」を乗り越え、二千年以上にわたって途切れることなく続いてきた皇室と日本民族の紐帯の歴史を、「美しい虹」のごとく描き出した著者渾身の力作。仏教伝来がもたらした国体の変化。藤原氏は、なぜ決して皇位をうかがわなかったのか。源頼朝が皇室に深い慎みを持ったのはなぜか。南北朝分裂と足利義満の野心は。能力主義を終わらせた徳川家康は……。そして明治維新はなぜ成功し、近代化と日本の伝統を両立することができたのか。一国の歴史、つまり国史とは、その国民の見る「虹」のごときもの。日本人が守り受け継ぎ、遥か未来へと繋ぐ国史の核心がここにある。
カスタマーレビュー
ヴェロニカ・マー子
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一気に読みました
丁寧に説明して頂きながらも、はっきりとした口調で語られる本書から、史実としての皇統を学んだ気がします。海外生活が長かったのですが、今再び生活する上で皇室を大切にしてきた日本を誇りに思い、改めて幸せだと感じました。