私の最後の羊が死んだ 私の最後の羊が死んだ

私の最後の羊が死ん‪だ‬

    • ¥1,500
    • ¥1,500

発行者による作品情報

前代未聞の「羊飼い作家」誕生秘話エッセイ。

最初の一頭を飼ってから、最後の一頭の出荷を見届けるまで
「羊飼い一代記」を綴った傑作エッセイ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
「お仕事は何を?」
「羊飼いです」
「……え?」
という、なんとなく微妙なやりとりを重ねてきたのは、ひとえに日本人は羊飼いという職業に馴染みが薄いせいであるのかもしれない。
(本文より)
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
酪農家の娘として生まれたからこそ、その過酷さは身にしみており、大学卒業後も農業に関わるつもりはなかった。
だが大学時代に教授宅で催されたバーベキューで出逢ってしまったのだ、美味しい羊肉と――。
「自分でも生産してみたい」との思いから一念発起しニュージーランド実習へ。

さまざまな縁にも助けられながら、勉強を重ね、日々実直に羊を育て、出荷し、羊飼いとして収入を得られるようになった。やがてお得意先のレストランシェフに「河崎さんとこの肉はお客さんに出すのが勿体ないほど美味しい」と言われるまでに。

順調に回り始めた羊飼い生活を、それでもなぜやめる決断をしたか、そしていかにして小説を書き始めたのか。「小説家前夜」の日々を綴る。

ジャンル
小説/文学
発売日
2024年
10月31日
言語
JA
日本語
ページ数
224
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
8.1
MB
ともぐい ともぐい
2023年
肉弾 肉弾
2020年
愚か者の石 愚か者の石
2024年
颶風の王 颶風の王
2018年
土に贖う 土に贖う
2022年
絞め殺しの樹 絞め殺しの樹
2024年