細川忠興 細川忠興

細川忠‪興‬

ギリギリの決断を重ねた戦国武将

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発行者による作品情報

戦国時代きっての文化人大名・細川幽斎の長子であり、信長・秀吉・家康という天下取りの主役三人に仕え、肥後熊本藩54万石の礎を築いた細川忠興。文武両道の名将ながら、賤ケ岳七本槍のような華麗な武功談もなく、文化人としても父親の陰に隠れがちである。しかし、本能寺の変や関ヶ原の合戦といった重大な転機に誤ることなく進退し、ついに細川家を磐石たらしめた器量にはなみなみならぬものがあるといえる。本能寺の変では、妻の玉子(細川ガラシャ)が明智光秀の娘であるにもかかわらず、かえって愛妻を幽閉して秀吉に従った。関ヶ原の合戦では、玉子が西軍の人質になる前に自害、さらに戦後は二人の息子が細川家を去るという悲劇に見舞われる。武功を重ね、千利休の高弟でもあった男は、妻や子を失うという犠牲を払いながら、厳しい現実のなかを生き抜いたのである。乱世から太平の世へと激変する時代背景を描きながら、細川忠興の生涯をたどった評伝小説。

ジャンル
小説/文学
発売日
2002年
7月1日
言語
JA
日本語
ページ数
181
ページ
発行者
PHP研究所
販売元
PHP Institute, Inc.
サイズ
1.3
MB
吉川元春 吉川元春
1997年
北条時宗 北条時宗
1995年
黒田官兵衛 黒田官兵衛
1996年
軍師 島左近 軍師 島左近
1998年
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1981年
蜂須賀小六 蜂須賀小六
2001年