続テルマエ・ロマエ 1
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4.5 • 31件の評価
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発行者による作品情報
紀元158年、ローマ帝国はアントニヌス・ピウス帝の統治下20年目、ローマの浴場設計技師ルシウスは還暦を控えて腰痛持ち、妻さつきは謎の失踪、息子マリウスとは親子不和、さらに彼を悩ませるのはローマの風呂の仕事であったが…。解決のカギは日本の温泉にあった…!?
APPLE BOOKSのレビュー
古代ローマと現代日本の温泉がつながる人気タイムスリップコメディの続編。紀元158年。還暦を控えた浴場設計技師ルシウスは、軽薄な浴場の流行やひどい腰痛、家庭内不和に苦悩していた。ところが古い浴場を視察中、彼は20年ぶりに「平たい顔族」の温泉に迷い込む。前作の魅力はそのままに、年を重ねたルシウスの人間ドラマでも引きつける意欲作。「自分をだましてまで仕事したくない」という葛藤や老いとの対話、「オヤジの時代は終わった」と語る息子との関係、そして失踪した妻サツキの行方。第1話で提示された問題を解決し、ローマ市民に「本当の浴場」を届けることはできるのか。温泉珍道中に爆笑しながら、ルシウスの奮闘を応援したくなる。