腐った翼 JAL65年の浮沈
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発行者による作品情報
国に守られ、政治家と癒着し、甘い汁を吸って世界に大きく羽ばたいた“国策”企業の内実は、デタラメ経営そのものだ。御巣鷹山事故が起きても打つ手なし。社員は派閥闘争に専心し、経営陣は巨額赤字をひた隠す。乗客のJAL離れは進み、2010年1月、とうとう2兆3000億円もの負債を抱えて倒産。その破産処理には、もちろん国民の血税が投入されている。59年間にわたる堕落ぶりを描いた、組織と人間のドキュメント!
カスタマーレビュー
YH-20
、
細かい内部描写
コロナ禍で航空業界の将来が見えない状況で、この書籍を読んでみた。内部描写が非常の細かく、つい10数年前の出来事であったことに改めて驚き食い入るように読んだ。
筆者は若干国際線維持にネガティブな感想であったが、当時に比べ国際化が急加速した今、ナショナルフラッグキャリアのあるべき姿を聞いてみたい。