落話中興来由
発行者による作品情報
書名は表紙書き題簽による。裏表紙書き題簽「落話会刷画帖」。式亭三馬が収集した文化年間の落話会の刷物8枚を貼り込み、自ら注釈を加えてまとめたもの。刷物のなかには、朝寐房夢羅久、林屋正蔵、三笑亭可楽などの名が見える。書名の「中興」は、江戸落語が元禄期の鹿野武左衛門以後途絶し、談洲楼烏亭焉馬(1743-1822)等により再興したことを指すものであろう。貼り込まれた刷物とともに、三馬が細かに記した注釈により、落語の源流を支えた人びとの様子が伝わる。渋江抽斎、飯島花月、京の藁兵衛(堀野文禄)旧蔵。(国立国会図書館デジタルコレクション解題より)
このブックは、国立国会図書館デジタルコレクションに掲載されてる書籍・資料で著作権の保護期間が満了している図書、古典籍です。電子書籍としてご覧頂くために画像加工や資料の統合をしています。
タイトルヨミ:オトシバナシチュウコウライユ
著者ヨミ:シキテイサンバ
出版者:写
出版年月日:1815
種類:咄本