虫かぶり姫(1)【電子限定描き下ろしマンガ付】
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- ¥710
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発行者による作品情報
「虫かぶり姫」のあだ名を持つ、本が大好きな侯爵令嬢・エリアーナ。クリストファー王太子の形式的な婚約者として平穏に過ごしてきたエリアーナだったが、ある日偶然、王太子が知らない令嬢と仲睦まじくしているところを目にしてしまう。ついに王太子が本当に愛する女性を見つけたのだと感じたエリアーナは、婚約解消の覚悟を決めるが――? 「一迅社アイリスNEO」で大人気! 本を愛する令嬢の勘違いラブファンタジーがコミックスで登場!
APPLE BOOKSのレビュー
本を愛する令嬢の恋愛ファンタジー小説『虫かぶり姫』のコミカライズ版。三度の飯より本が好きな変わり者、エリアーナ・ベルンシュタイン嬢。あだ名は本の虫ならぬ“虫かぶり姫”。しかし4年前、王国の第1位継承者クリストファー殿下よりある取引を持ちかけられる。伴侶探しのわずらわしさから逃れたい殿下の婚約者となることで、本好きの聖地、王宮書庫室の出入り許可と自由時間を守ってくれるという提案だった。恋愛感情はないけれど互いの利害が一致する生活と関係性に愛着を持ち、穏やかな日々を送っていたが、アイリーン令嬢の出現で殿下や側近の動きがいつもと変わり始め…。少しずつ殿下への気持ちに気づくエリアーナの心の機微と、今後の2人の関係にドキドキ。おっとりとした性格でありながら、読書で得た知識を政治や経済にも生かす明晰(めいせき)さが魅力的な主人公を応援したくなる。