蟲師 (1)
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- ¥760
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発行者による作品情報
この世はヒト知れぬ生命に溢れている――。動物でも植物でもない、生命の原生体――“蟲”。それらが招く不可思議な現象に触れたとき、ヒトは初めてその幽玄なる存在を知る。蟲とヒトとをつなぐ存在――それが“蟲師”たる者。アフタヌーン・シーズン増刊から生まれ、アフタヌーン本誌の大人気作ともなった作品、待望の単行本第1集。
APPLE BOOKSのレビュー
幻想的な世界を繊細な筆致で描く人気マンガ家・漆原友紀が、1999年に連載を開始した「蟲師」。2008年に一旦終了しているが、2013年に特別編が発表されている。物語の舞台は、人知の及ばない領域が残されていた江戸末期から明治期にまたがる架空の時代。主人公である白髪緑眼の蟲師(むしし)が、"蟲(むし)"と呼ばれる謎の存在が引き起こす事件を解決していくファンタジー作品だ。各エピソードには異なる登場人物や蟲が登場し、一話完結形式で物語が展開していく。蟲以外にも、生命エネルギーが流れる"光脈(こうみゃく)"などオリジナルの設定が多数登場し、日本〜アジア地域の伝説・伝承からの強い影響が感じられるものの既存の視点に縛られず、あくまで独自の解釈で不思議な現象を描き切っていることが、本作の特徴であり魅力だと言えるだろう。美しい里山、囲炉裏のある日本家屋、日常着としての和服など、現代では失われつつある風景が数多く登場する。現代的な視点で再解釈された新世代の昔話・怪談であると同時に、美しい日本の原風景を堪能できる。
カスタマーレビュー
アニメから入って
原作も知りたくなり無料で読めるのでダウンロードしました。
「アニメ版は原作に忠実だ」と言う意見をよく見かけましたが納得でした。
ヒューマンドラマが好きな方はおすすめです。
良作である事は間違えないと私は思います。
電子化画像の解像度悪し
このマンガそのものは好きです。評価として、星4つを付与しても良いくらい。
けれどiBooks上での本作品は、その画像解像度が悪過ぎて評価を下げています。
なぜなら、本作品では日常使われない漢字やそのヨミガナが重要なのに、iBooksでの画像の解像度が悪くて、それらを十分に識別できないからです。
異次元界
奇妙な発想と世界感が
興味深い。