「資本」論 ――取引する身体/取引される身体 「資本」論 ――取引する身体/取引される身体

「資本」論 ――取引する身体/取引される身‪体‬

    • ¥880
    • ¥880

発行者による作品情報

「私的所有」が制度化され、市場経済が発展し、資本主義の秩序が支配する世界は、それ以前の「自然」な状態よりも、おおむね有益である。だがそうした世界は不平等や労働疎外をも生みだす。それでもなお、私たちはこの世界に踏みとどまるべきであり、所有も市場も捨て去ってはならない。本書はその根拠を示し、無産者であれ難民であれ「持たざる者=剥き出しの生」として扱われることがないよう、「労働力=人的資本」の所有者として見なすべきことを提唱する。「所有」「市場」「資本」等の重要概念を根本から考察した末に示されるこうした論点は、これからの社会を考える上で示唆に富む。

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2005年
9月10日
言語
JA
日本語
ページ数
265
ページ
発行者
筑摩書房
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
872.3
KB
危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』 危機の時代に読み解く『風の谷のナウシカ』
2023年
不平等との闘い ルソーからピケティまで 不平等との闘い ルソーからピケティまで
2016年
社会学入門 <多元化する時代>をどう捉えるか 社会学入門 <多元化する時代>をどう捉えるか
2009年
銀河帝国は必要か? ──ロボットと人類の未来 銀河帝国は必要か? ──ロボットと人類の未来
2019年
AI時代の労働の哲学 AI時代の労働の哲学
2019年
AI時代の資本主義の哲学 AI時代の資本主義の哲学
2022年