路傍のフジイ(1)
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- ¥700
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発行者による作品情報
まだ誰の眼中にもない真ヒーロー、フジイ!
職場では空気みたいな存在感の独身男性。
なのに、その生き方は破格の格好良さ!
コスパとかマウントとか承認欲求とか、そういうものの為に戦ってる人生が
なんだかどうでもよくなってくる…我々の価値観の外側で生きる男がここにいる!
前作『リボーンの棋士』で才能を炸裂させた鍋倉夫氏が新たに生み出した
令和のニューヒーロー「フジイ」が、
みんなが囚われている「幸せ」の概念ごと、爽快にぶち壊してゆく!
APPLE BOOKSのレビュー
不思議な中年男性、藤井の日常を通して「幸せ」について問いかけるヒューマンドラマ。年収や結婚、マイホームなど、世間が押し付ける「幸せ」に疲弊した会社員の田中はある日、街で職場の先輩である藤井を見かける。地味な40代独身で「ああはなりたくない」と考えていた田中だったが、藤井の休日から垣間見えたのは、世間の価値観にとらわれない、豊かで充実した男の人生だった。過剰なマウントや承認欲求に満ちた令和の社会を、鮮やかに反転させる物語。写実的な作画と心理描写で、言葉にしづらい感覚を巧みに写し取っている。仙人のような藤井が、なぜこんなにも魅力的なのか。懸命に生きる人なら誰でも、藤井の下手くそなギターに涙する田中の気持ちに共感せずにはいられないだろう。
カスタマーレビュー
Nymphhh
、
日本人だからこそ
成立する
いつか、ジャンルとして古典として残ってほしい