近代日本とアジア ──明治・思想の実像 近代日本とアジア ──明治・思想の実像

近代日本とアジア ──明治・思想の実‪像‬

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近代日本の対外論は、「アジア主義」対「脱亜論」という図式によって描かれてきた。前者は欧米のアジア侵略に東アジア諸国とともに対抗しようとする立場であり、後者は欧米列強の一員としてアジア進出に参加すべしという主張だ。福沢諭吉、山県有朋、陸羯南、青木周蔵ら、少なからぬ政治家・思想家が、この二つの対外思想の間で揺れ動いたと理解される。だが、そうした論理の使い分けは、第一次世界大戦後に欧米の中心がイギリスからアメリカに移り、アジアにおける中国の存在感が増すにつれ、通用しなくなっていく──。日本外交を規定する構造とその変化を明らかにした記念碑的論考。

ジャンル
歴史
発売日
2013年
10月10日
言語
JA
日本語
ページ数
184
ページ
発行者
筑摩書房
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
648.1
KB
日本近代史 日本近代史
2012年
明治維新 1858-1881 明治維新 1858-1881
2010年
明治憲法史 明治憲法史
2020年
西郷隆盛と明治維新 西郷隆盛と明治維新
2013年
〈階級〉の日本近代史 政治的平等と社会的不平等 〈階級〉の日本近代史 政治的平等と社会的不平等
2014年
近代日本の構造 同盟と格差 近代日本の構造 同盟と格差
2018年