遊動論 柳田国男と山人 遊動論 柳田国男と山人

遊動論 柳田国男と山‪人‬

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発行者による作品情報

「私は柳田論を仕上げることをずっと待ち望んでいた」(「あとがき」より)
既成の柳田論を刷新する衝撃の論考が出現! 柳田国男は「山人」の研究を放棄し、「常民」=定住農民を中心とした「民俗学」の探求に向かった――。柳田は長らくそのように批判されてきた。本書はその「通説」を鮮やかに覆し、柳田が「山人」「一国民俗学」「固有信仰」など、対象を変えながらも、一貫して国家と資本を乗り越える社会変革の可能性を探求していたことを示す。読み進めるうちに柳田の「可能性の中心」がくっきりした像を結ぶ、知的興奮に満ちた一冊。

ジャンル
伝記/自叙伝
発売日
2014年
1月20日
言語
JA
日本語
ページ数
213
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
3.2
MB

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