隈研吾という身体 隈研吾という身体

隈研吾という身‪体‬

自らを語る

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発行者による作品情報

「負ける建築」の隈研吾は、なぜ勝ち続けられるのか?



国内外で数多くのプロジェクトを手がけ、現在、もっとも脚光を浴びている建築家、隈研吾。気鋭の建築史家・大津若果が、隈自身の数ある著作を丹念に紐解き、さらに長時間のインタビューを重ね、その数々の建築と、隈自身の生い立ちや経歴をことこまかく結びつけ、隈建築人気の核心に迫る。隈研吾さん自身も太鼓判の一冊。







【目次】

序 隈と隈以外を分かつもの



第1章 建築は経済に従う――隈の幼年時代



第2章 身体的感性――隈の学生時代

1 強固なロマンティシズム

2 「回天」神父との衝撃的な出会い



第3章 生きている伝統木造

1 還暦三年後の《ジャパン・ハウス・サンパウロ》

2 生年の《サンパウロ日本館》



第4章 商品ではない建築を目指して――隈の地方時代

1 日本の片隅で建築を考える

2 ブランド化する建築と建築家

3 技術が物質と場所をつなぐ



第5章 汎コンクリートから場所・素材・技術へ

1 作品主義への懐疑

2 「構法」から建築を考える

3 「物質」から建築を考える――「くまのもの」展

4 継承するためにジャンプする



第6章 コンピュータを身体化する

1 右手を怪我して得たもの

2 建築を「編む」

3 自然素材の劣化していく美しさ――《アオーレ長岡》と《新国立競技場》





第7章 世界の環境に愛される建築――隈の海外時代

1 ローカルでもなく、グローバルでもなく

2 光と感動体験――《広重美術館》から《中国美術学院・民芸博物館》へ

3 環境のリノベーション



あとがき



図版目録

ジャンル
アート/エンターテインメント
発売日
2018年
12月19日
言語
JA
日本語
ページ数
263
ページ
発行者
NTT出版
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
15.7
MB
建築家、走る 建築家、走る
2015年
小さな建築 小さな建築
2013年
僕の場所 僕の場所
2014年
ひとの住処―1964-2020―(新潮新書) ひとの住処―1964-2020―(新潮新書)
2020年
なぜぼくが新国立競技場をつくるのか 建築家・隈研吾の覚悟 なぜぼくが新国立競技場をつくるのか 建築家・隈研吾の覚悟
2016年
新・都市論TOKYO 新・都市論TOKYO
2008年