売国機関 1巻
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4.3 • 55件の評価
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- ¥690
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発行者による作品情報
チュファルテク合同共和国――。 戦争が終わった国家を舞台に、内なる暗闘が始まる。 “愛国者”の敵は、いつだって“愛国者”だ。『幼女戦記』のカルロ・ゼン最新作!! これは、血と鉄で刻む戦後を抱きしめる物語――。
APPLE BOOKSのレビュー
カルロ・ゼンが原作を手掛ける、戦争直後の3国間の対立を描いた架空戦記マンガ「売国機関」。品佳直の作画により、戦争直後のシリアスな空気感が見事に描かれた作品。舞台は安全保障条約が締結された直後の緩衝国家チュファルテク合同共和国。主人公のヨランダ・ロフスキが所属する軍務省法務局公衆衛生課独立大隊(通称オペラ座)は、ときに非情ともいえるやり方で共和国の平和を脅かす存在に対抗する機関だった。戦争を経験したヨランダたちの哲学は、屈辱を飲み干してでも国家の平和を保つことで、戦争の英雄に敬意を払わぬ"自称"愛国者たちに対しては軽蔑の眼差しを与える。平和のためなら自国民にも銃を突きつける彼女の正義を軸に、今作は国家や組織間の冷ややかな戦いを描き出す。自らを「売国的愛国奴」と自称するヨランダの正義やいかに。