イヤな気分をパッと手放す「自分思考」のすす‪め‬

他人にも感情にも振り回されない方法

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発行者による作品情報

もう誰かに振り回されたくない! ならば、どうする?

3万人の自衛隊員の心を救った「行列のできる臨床心理士」が教える、他人に振り回されるのではなく、自分らしく生きるための唯一のメソッド。



「イヤな気分」とは、他人の言動に振り回されて感じる不快な感情のこと。

放っておくとうつ状態になってしまうこともある。

「イヤな気分」を解消する唯一の方法は、他者からの評価を気にして思考・行動する「他者思考」から、自分がどうしたいかを基準に考えて行動する「自分思考」に視点をスイッチすること。



本書では、臨床心理士としての豊富な経験、また、自身が重度のうつから這い上がってきた経験をもとに体系化した「自分思考」で生きる方法論を、余すことなく徹底解説します。



【「はじめに」より】



落ち込み、イライラ、ゆううつ、不安……。

生きていれば日々いろいろなことがあるし、気分が上下するのは当たり前のこと。

でも、「イヤな気分」がどうしてもなくならず、いつまでも長引くのなら、注意が必要です。

じつはこのイヤな気分というのは、私たちを蝕む、意外とやっかいな感情です。

そのまま放っておくと、イヤな気分にどんどん振り回されるようになり、心のエネルギーが次第に失われて、やがて本格的な「うつ状態」へと陥ってしまうのです。



「イヤな気分」とはそもそも何でしょうか?

それは、つらい気持ちや悲しい気持ちというものではなく、「他者からのリアクションや、物事の捉え方からくる不快な感情」のこと。

それが、イヤな気分となってあなたを振り回してしまうのです。



では、そのイヤな気分をどうやったら解消できるのか。

その方法とは、「他者思考」ではなく「自分思考」で生きるということ。

具体的にいうと、他者からの評価を基準に思考・行動するのではなく、自分がどうしたいかを基準に考えて選択・行動するということです。

私はこれを「自分思考の生き方」と呼んでいます。



私はこれまで、臨床心理士として、心に問題を抱える3万人以上の方々の人生にかかわってきました。

そのなかで、いかに多くの人が他者の存在によってイヤな気分を生み出し、エネルギーを消耗し続けているのかを目の当たりにしてきました。

何より、私自身が過去にうつ病を患った際、長く長く、自らの苦しみとしてイヤな気分を体験してきました。

でも、うつ病を患って入院し、何度も壁にぶつかりながら社会復帰する過程で、イヤな気分の正体に気づくことができました。

そして「自分思考」を身につけたことで、以前よりもずっと、イヤな気分とうまくつきあえるようになったのです。



本書では、私の実体験に基づいた「イヤな気分の手放し方」や「自分思考で生きるためのポイント」をお伝えします。

また、自分の大切な人が苦しんでいるときに対処する方法も、あわせてお伝えしたいと思います。

ジャンル
ビジネス/マネー
発売日
2017年
8月8日
言語
JA
日本語
ページ数
157
ページ
発行者
誠文堂新光社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
1.6
MB

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