望楼館追想 望楼館追想

望楼館追‪想‬

    • ¥1,700
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発行者による作品情報

望楼館、かつては田舎の大邸宅だったが、今や積み重なった歳月に埋もれたかのような古い集合住宅。そこに住んでいるのは、自分自身から逃れたいと望む孤独な人間ばかり。テレビドラマの世界に生きる女、汗と涙を流し続ける男、人間であることを忘れ犬のように暮らす女……。語り手であるフランシスは、常に白い手袋をはめ、他人が愛した物を蒐集し、秘密の博物館に展示している。だが、望楼館に新しい住人が入ってきたことで、忘れたいと思っていた彼らの過去が揺り起こされてゆく。鬼才ケアリーのデビュー作にして比類ない傑作、ここに復活!/解説=皆川博子

ジャンル
小説/文学
発売日
2023年
1月27日
言語
JA
日本語
ページ数
425
ページ
発行者
東京創元社
販売元
Mobilebook.jp, Inc
サイズ
5.4
MB

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