今世紀最大の理不尽 それでも、結婚がしたかった 今世紀最大の理不尽 それでも、結婚がしたかった

今世紀最大の理不尽 それでも、結婚がしたかっ‪た‬

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結婚。それは祝祭か、墓場か


2度の結婚に離婚を重ね、新たなパートナーと3度目の結婚を、今度は事実婚をしようと考えていた。自分の元の姓はあまりに複雑怪奇だし2度目の夫の姓を名乗るのは嫌だから、1番目の元夫のOに姓を戻したうえで。

家庭裁判所で2年前にもらったままだった氏の変更許可書を手に、姓の変更を完遂させようと役所へ向かう。書面に期限が記されていないことはよくよく確認済みだ。しかし、窓口で言い渡されたのはまさかの一言だった。「今日から法律が変わりました」。


なぜ女性ばかりが姓の変更にまつわる理不尽にぶちあたらなければならないのか? 再々婚を目前に思うのは、姓という一見マイナーチェンジな変更の裏で、法律婚が男女関係に少しずつ変容を強いてくる見えない制度の作用だった。


しかし、天啓のようにあるアイデアを思いつく。私にはパートナーの姓を選ぶでもなく、自分の元の姓に戻すでもない、第三の道があるではないか。その選択は法律婚が本来想定していない、いわば制度の埒外にある、最も男女平等な結婚の形に違いない。


身に降りかかった偶然の珍事によって、姓の変更、そして結婚下の男女の力学をつぶさに見つめ、考察する長い旅に出る――「自分を譲り渡してはならない」。漫画家・鳥飼茜さんによるグルーヴィーかつ笑える令和の名エッセイが誕生!


結婚中の人、過去に結婚していた人、結婚なんて大嫌いな人――パートナーとの関係が気になるすべての人へ。


制度や社会だけではない、個人もまた、結婚を前に歪んでいるのだ

――金原ひとみ


結婚が、苗字変更が、私たちからものすごく大切なものを奪う、

その切実さをこんなに鮮やかに面白く描いた凄みのある文章はかつてあっただろうか?!

いやない!

――鈴木涼美

ジャンル
小説/文学
発売日
2026年
2月12日
言語
JA
日本語
ページ数
224
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
7.5
MB
先生の白い嘘(1) 先生の白い嘘(1)
2014年
おんなのいえ(1) おんなのいえ(1)
2013年
先生の白い嘘(2) 先生の白い嘘(2)
2014年
おんなのいえ(2) おんなのいえ(2)
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先生の白い嘘(4) 先生の白い嘘(4)
2015年