文藝モンスター
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5.0 • 1件の評価
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- ¥680
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発行者による作品情報
増田文学賞の打ち上げとして、年に一度地方の旅館に集まる人気作家たち。ところがそこで、作家の卵の惨殺遺体が見つかった。失踪者が続くなかで超ビビリなホラー作家・雨漏たちは真相に迫れるのか!?
APPLE BOOKSのレビュー
ホラーやミステリーを手掛ける二宮敦人が、5人の小説家を登場人物に選んで描いた軽快なミステリー小説「文藝モンスター」。ある文学賞を受賞したばかりの新進作家・笹野真子は、先輩作家で猟奇ホラーを書く雨漏佐久と共に、この文学賞の受賞者の飲み会に行く。小さな旅館に集まったのは、彼ら2人に加え、青春小説作家、ライトノベル作家、怪奇ミステリー作家の合計5人と、作家志望の若い女性。ゲストとして参加するはずの出版社の編集長を迎えに出た笹野と雨漏が夜道で死体を見つけ、作家たちはそれぞれ勝手に捜査に関わっていく。物語は随所に各作家のインタビュー記事を挟みながら進行するが、ジャンルの異なる小説家自身に創作の思惑などを語らせながら5人5様の個性を描き出す手法がユニーク。ミステリーの体裁を取りながら、小説とは何かをさまざまな角度から分析しているのも注目に値する。登場する作家のジャンルの要素を盛り込んだ、著者の意欲を感じる快作。