売れる仕組みをどう作るか トルネード式 仮説検証(PDCA)
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- ¥1,300
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発行者による作品情報
現場の「やってみよう」が「売上げ」になる
“あるべき姿”と“現状”のギャップを埋める
超高速トライ&エラーのすすめ
「日本のおもてなし文化は世界一」「日本のものづくりは素晴らしい」そうやって自画自賛しているあいだに、日本は衰退し続けてきた。世界のGDP比でみても、日本経済はたった20年間で3分の1に縮小してしまった。現場は誰しもまじめで誠実、日々忙しく仕事をしているのに、なぜ行き詰まっているのか?
それは多くの日本企業が、商品サイクルが「5年→1年」と速くなった世界のスピードについていけず、日本の悪しき「衰退パターン」に陥り、判断停止しているからだ。この「衰退パターン」を「成長パターン」に変える秘策=「トルネード式仮説検証」を本書では紹介する。
「仮説検証」と言うと、「なんだ、よく聞くあのPDCA(Plan Do Check Act)サイクルか」と思われるかもしれないが、現実には、この業務改善のアクションを正しく理解し、うまく回している現場は驚くほど少ない。それも、竜巻のように立体的に回す「トルネード式仮説検証」でないと意味がない。
「変わるか、さもなくば死」の企業と組織が復活し、売り上げにつながる方法を、外資系戦略プロフェッショナルが伝授。学び多き企業のケーススタディも多数収録。
APPLE BOOKSのレビュー
「100円のコーラを1000円で売る方法」シリーズの著書としても知られるマーケティング戦略コンサルタント、永井孝尚の「売れる仕組みをどう作るか トルネード式 仮説検証(PDCA)」。多くの日本企業や組織の”衰退パターン"や"成功パターン"を検証しながら、海外の成長戦略なども挙げつつ、著者が提唱する業務改善のアクション"トルネード式仮説検証"を指南する。ビジネスの現場では常識となっている"PDCAサイクル"を、より実践的なものにしていくためのノウハウが詰め込まれた本書。解決すべき問題の見つけ方、少人数プロジェクトによる方向付け、そして失敗から常に学び続けて検証サイクルを回し"あるべき姿"へ着地する、という3段階でまとめられている。観念的な話に終わらず、実在する有名企業を事例に話が進められるため、内容がイメージしやすい。日本の会社組織が業務改善において陥りがちな問題点を丁寧に解説し、リーダーの視点、部下の視点など多角的な解決策を示しており、ビジネスパーソンにとって非常に実用的なテキストとなっている。