無痛
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- ¥880
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発行者による作品情報
見るだけですぐに症状がわかる二人の天才医師、「痛み」の感覚をまったく持たない男、別れた妻を執拗に追い回すストーカー、殺人容疑のまま施設を脱走した 十四歳少女、そして刑事たちに立ちはだかる刑法39条――。神戸市内の閑静な住宅地で、これ以上ありえないほど凄惨な一家四人残虐殺害事件が起こった。凶器のハンマー他、Sサイズの帽子、LLサイズの靴痕跡など多くの遺留品があるにもかかわらず、捜査本部は具体的な犯人像を絞り込むことができなかった。そし て八カ月後、精神障害児童施設に収容されている十四歳の少女が、あの事件の犯人は自分だと告白した、が……。
カスタマーレビュー
もri
、
読んでいて体がモゾモゾする
著者の作品はいつも一気に読めてしまう。
著者の持論でしょうか、他の著書でも度々書かれていますが、癌治療へのある種の消極姿勢とも捉えられる拘りがここでも描かれています。これに他の医療関係者がどう捉えているのか、気になるところではあります。
また、人の生と死への考え方を自分なりに色々と考えてしまう本です。
人物の異常な性妄想の描写に、少々引いてしまいそうでしたが、こうした人格異常者や精神障害者の描写は、宅間守(彼の精神鑑定書の内容から)の人格、行動にかなり酷似しているなと感じました。参考にしたのかもですね。
更なる話の展開を予想させるエンディングは、それほど面白味は感じないですが。
jyajya
、
途中から
始めは どんな話なのかと思って居ましたが後半にかけての展開に一気に読んでしまいました
面白かったです
humhum7716
、
ふむ…。
(´・_・`)