賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか 賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるのか

賞味期限のウソ 食品ロスはなぜ生まれるの‪か‬

    • 4.3 • 6件の評価
    • ¥800
    • ¥800

発行者による作品情報

卵の賞味期限は通常、産卵日から3週間だが、実は冬場なら57日間は生食可。
卵に限らず、ほとんどの食品の賞味期限は実際より2割以上短く設定されている。だが消費者の多くは期限を1日でも過ぎた食品は捨て、店では棚の奥の日付が先の商品を選ぶ。小売店も期限よりかなり前に商品を撤去。
その結果、日本は、まだ食べられる食品を大量に廃棄する「食品ロス」大国となっている。しかも消費者は知らずに廃棄のコストを負担させられている。食品をめぐる、この「もったいない」構造に初めてメスを入れた衝撃の書!

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2016年
10月26日
言語
JA
日本語
ページ数
147
ページ
発行者
幻冬舎
販売元
Gentosha Inc.
サイズ
5.8
MB

カスタマーレビュー

みうらんど

自分の矛盾に気づく1冊。

食品ロスに関する話は大学の講義で学んだが、
規模の大きい話ばかりで
具体的に私たちの生活がどのように影響しているのかを実感できずに「日本の問題」として処理していたことの愚かさに気づいた。

特に、店側の欠品を拒絶しているのにも関わらず、心としては廃棄処理の削減を願っているパラドックスにもどかしさを覚えた。

恥ずかしながら、この時代に日本でも飢餓が起こっていることを知らなかったが、このきっかけに感謝し、「食べたものが自分。」つまり、食を人生で1番大切にすべきものだと考えを改め、今を見つめながら、先を見て行動しようと思う。

この本をエビデンスにして、
自分の未来を作るための行動がいずれ世のためになると思いながら、周りを感化し、ある種、自己中心的に進んでいきたい。

稚拙な文書、失礼します。

井出留美の他のブック

食料危機 食料危機
2020年
「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得! 「食品ロス」をなくしたら1か月5,000円の得!
2019年
あるものでまかなう生活 あるものでまかなう生活
2020年
いちばん大切な食べものの話 ――どこで誰がどうやって作ってるか知ってる? いちばん大切な食べものの話 ――どこで誰がどうやって作ってるか知ってる?
2022年
SDGs時代の食べ方 ──世界が飢えるのはなぜ? SDGs時代の食べ方 ──世界が飢えるのはなぜ?
2021年