P+D BOOKS 草筏 P+D BOOKS 草筏

P+D BOOKS 草‪筏‬

    • ¥770
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発行者による作品情報

商家の主人とその義子、弟らとの葛藤を描く。

「晋! お前のお父つあんやぞ。お前のお父つあんが、美代に子産ませよつたんやぞ。」
あまり家業に熱心ではない近江商人の主人・藤村治右衛門と、正反対な性格の弟・真吾、そして、治右衛門の義子・晋。真吾が密かに心を寄せ、晋の母親がわりを務めていた女子衆の一人・美代が、治右衛門の子を死産し精神を病んでしまう。やがて真吾に結婚話が持ち上がったとき、断固として首を縦に振らない裏には、美代の一件によるわだかまりがあった――。
商家に生まれた著者が、その体験から描く「商店もの」3部作の第1作にして、第1回芥川賞の候補にもなった名作。

ジャンル
小説/文学
発売日
2021年
11月16日
言語
JA
日本語
ページ数
284
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
960.6
KB
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