P+D BOOKS 裏声で歌へ君が代(上) P+D BOOKS 裏声で歌へ君が代(上)
裏声で歌へ君が代

P+D BOOKS 裏声で歌へ君が代(上‪)‬

    • ¥850
    • ¥850

発行者による作品情報

さまざまな背景を持つ人物が「国家」を語る。

陸軍幼年学校をドロップアウトした経験を持つ画商の梨田と、その友人でスーパーマーケットの経営者でありながら台湾民主共和国(台湾独立を目指す団体)の大統領・洪、洪の部下ながらアナーキストを自認する林ら、置かれた立場や政治的信条が異なる男女が、国旗や国歌、民主主義について、ときには酒を酌み交わしながら、ときには寝物語として縦横無尽に語り合う。
――日本の陸軍は非合理主義にどつぷり漬かつてゐる団体で、この団体の信条とするところはナポレオンのものの考へ方とまつたく対立するものではないか。あの小さなコルシカ人ならば、歩兵操典に書いてあらうが、軍人勅諭にあらうが、そんなものは旧套にすぎず死んだ文字にすぎないとして、平気で投げ捨て、すばやく現実の必要に対応するだらう。――
独特の歴史的仮名遣いでつづられた、渾身の長編の前編。

ジャンル
小説/文学
発売日
2024年
9月12日
言語
JA
日本語
ページ数
314
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
1.1
MB
年の残り 年の残り
1975年
輝く日の宮 輝く日の宮
2006年
ボートの三人男 ボートの三人男
2010年
食通知つたかぶり 食通知つたかぶり
1979年
P+D BOOKS 裏声で歌へ君が代(下) P+D BOOKS 裏声で歌へ君が代(下)
2024年
女ざかり 女ざかり
1996年