



ゼロから億る「世界投資」入門 〜ETFで株式・債券・コモディティに分散投資する最強メソッド〜
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Publisher Description
「資産形成ってどうやったらいいの?」
と思っている人は多いでしょう。
しかし、何から始めたらいいのかわからない。
投資を始めたけど利益が出ない。
と感じている人が大多数ではないでしょうか。
連日のように、年金制度や老後の資金不足について報道されるので、将来に不安を感じ、投資を始める人が非常に多くなっています。
しかし、実際に投資で資産形成できる人はごく少数のように思われます。
なぜなら、どのように投資をしたら利益が出るのかについて、その手法を知らない人がほとんどだからです。
だから、テレビや雑誌、友人にすすめられたまま、金融商品を買ってしまう人が多いのではないでしょうか。
ただ、テレビや雑誌で紹介されるのは、過去に利益が出た金融商品であって、その商品が将来的に利益を出し続けられるかどうかは、自分で判断しないといけません。
一般的に、一時的に値上がりした商品は、その後値下がりすることが多いです。
にも関わらず、そのことを知らずに流行りの金融商品を買ってしまうと、大きな損失を被ることになるでしょう。
投資をする時は、リターンに目が行きがちですが、リスクについても充分に検討しなければなりません。
そこで、本書は1人でも多くの人が、自分で資産形成を行えるように、リスクを抑えながらリターンを得られる投資手法について、具体的なプロセスを記載しました。
本書で紹介する投資手法を身に付ければ、テレビや雑誌の情報に惑わされることなく、自分自身の考えで資産形成することが可能になるでしょう。
ここで、少しだけ自己紹介させてください。
私はロシア人の父と、日本とフランス人のハーフの母を持ち、アメリカのボストンで生まれました。
幼少期は親の転勤で、日本だけではなく、色々な国で生活をし、成人を迎えてからはヘッジファンドで働き、投資について多くの経験を積みました。
その後、メンバーと共にネット証券を立ち上げ、後に会社を売却しています。
このような投資に関する仕事を通じ、私は日本人の多くに間違った投資習慣があり、他国の人に比べ投資への理解が低いことを感じました。
日本人の多くがこれまでに投資をする習慣がなかったので、仕方がないのかもしれません。
しかし、日本は今後、少子高齢化によって経済が伸び悩みます。
経済成長が鈍化すれば、従来のように国や会社に守ってもらうことが難しくなるでしょう。
インフレへの対策も必要ですし、コロナショックのような突発的なできごとから資産を守る対策も求められます。
だから、正しい投資手法を知って自分で資産形成をすることが大切です。
正しい投資手法さえ知っていれば、誰でも資産形成することは可能です。
本書を読み、安全に資産を築いてください。
あなたの豊かな人生に結びつけるために、本書が助けとなれば幸いです。
【目次】
■はじめに
■第1章 なぜ、投資初心者は利益が出ないのか?
・利益を出すためにプロも実践する分散投資の手法
・景気サイクルを知れば、底値で買って高値で売り抜けられる
・リスクを最小限に抑える長期投資の効果とは
・平均利回り14%!なぜ米国株は50年間勝ち続けられたのか
■第2章 景気サイクルに合わせた投資先の選び方
・投資の基本「株式投資」で失敗しない投資手法
・景気後退懸念がある時期は「債権」で利益を得よう!
・金やプラチナなどの「コモディティ」への投資で資産を安定させよう
・投資戦略で使い分けよう!「投資信託」と「ETF」の違いとは
・インデックスファンドとアクティブファンドの違いを知って投資先を選定しよう
■第3章 分散投資では外せない、プロも注目する投資先とは
・「コア・サテライト戦略」で分散投資をしながら積極的に利益を狙おう
・資産の中心とすべき「株式投資」で外せない投資先6選
・高利回りが期待できるプロ注目の「債権」4選
・インフレリスク対策に効果絶大!「コモディティ」10選
■第4章 今後10年で一番伸びる新興国株とは
・世界は10年周期で動く!過去の傾向からみた今後の10年
・これから始まる「新興国」ブームの波に乗って資産を築こう!
・実績十分!王道の新興国株18選
・今後の動きに注目すべき新興国株とは?
■第5章 資産を増やす4つのステップ
・ドルコスト平均法を使った長期積立の手法
・複利の力を使って、資産を雪だるま式に増大させる手順とは
・「72の法則」を使って資産形成の目標を立てよう
・プロがおすすめする年齢別の資産配分とは
■おわりに