



曹洞宗経典
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Publisher Description
曹洞宗宗務庁の監修による「曹洞宗経典」です。
福井県の永平寺、横浜市の總持寺を大本山とする曹洞宗による公式経典(お経)です。
曹洞宗独自のお経である「修証義」、日常よく読む「般若心経」「観音経」などが収められています。
お経はお釈迦さまより脈々と続く、教えや考えをまとめたものです。
日々の生活の中に、お経を読む時間をつくってみてはいかがでしょうか。
※OSのバージョンによってはダウンロードできない場合があります。
その場合は、下記URLから、E-book形式で閲覧できますので、そちらでご覧ください。
https://sotozen.actibookone.com/content/detail?param=eyJjb250ZW50TnVtIjozMTkwMjd9&detailFlg=0&pNo=1
【お経について】
「開経偈(かいきょうげ)」…経典を開いてお経を唱えるときの偈文です。
「三帰礼文(さんきらいもん)」…仏・法・僧の三宝に全てお任せし、生きる拠りどころとすることを確認するための偈文です
「四弘誓願文(しぐせいがんもん)」…自分だけが幸せになるのではなく、人びととともに幸せに向かいたいと願う偈文です。
「摩訶般若波羅蜜多心経(まかはんにゃはらみったしんぎょう)」…般若心経(はんにゃしんぎょう)。現在の曹洞宗で最もよく読まれるお経です。朝のお勤め、ご本尊様への「本尊上供」などで読まれます。唐の玄奘三蔵が翻訳したもので、空(くう)によってものの真実のあり方を示し、正しい般若(智慧)の実践を説いたものです。
「修証義(しゅしょうぎ)」…明治時代に道元禅師さまの著書『正法眼蔵(しょうぼうげんぞう)』をもとに編纂されたものです。第1章「総序(そうじょ)」、第2章「懺悔滅罪(さんげめつざい)」第3章「受戒入位(じゅかいにゅうい)」、第4章「発願利生(ほつがんりしょう)」、第5章「行持報恩(ぎょうじほうおん)」の5つの章からなり、特に後の4章は曹洞宗の教義である「四大綱領(しだいこうりょう)」となっています。
「妙法蓮華経観世音菩薩普門品偈(みょうほうれんげきょうかんぜおんぼさつふもんぼんげ」…一般に「観音経」と呼ばれるものの偈頌の部分です。「念彼観音力」と、観音菩薩さまの慈悲におすがりすれば、この世の災厄から逃れることができると述べられています。
「普回向(ふえこう)」…読経の功徳を広く回(めぐ)らし向けて、全ての生命の幸せを願う言葉です。読経のあとにお唱えします。
【曹洞宗とは】
曹洞宗は坐禅の宗派です。全国に約1万5千のお寺があり、本山は道元禅師さまが開かれた大本山永平寺、瑩山禅師さまが開かれた大本山總持寺です。お釈迦さまをご本尊として、お二方とあわせ「一仏両祖(いちぶつりょうそ)」として仰いでいます。




