週刊宮本武蔵アーカイブ(12) 週刊宮本武蔵アーカイブ(12)

週刊宮本武蔵アーカイブ(12‪)‬

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発行者による作品情報

国民文学作家・吉川英治の代表作『宮本武蔵』の週刊配信を開始!

新聞小説として連載され、かつてないほどの人気を得た吉川英治の「宮本武蔵」を、情緒ある朗読に演出を加えたオーディオブックとしてお届けします。本コンテンツは、ポッドキャスト「週刊宮本武蔵」のアーカイブパッケージ版です。

第52回 公開状
たそがれになり、一日の托鉢から帰ってきた青木丹左。阿弥陀堂の扉を開け、明りを灯(つ)けると、彼の心は暗くなった。朱美の姿がなくなっていたのである。御堂の床下から顔を出したお菰(こも)が言うには、今朝やってきた若衆が小猿と一緒に彼女も連れて行ったとの事であった。一方、四条道場に戻り、不機嫌な顔つきをしていた吉岡清十郎。武蔵との試合に向け、稽古台となってもらうはずだった小次郎がなかなか帰ってこないので、彼は苛立ちを覚えているのであった……。

第51回 心猿
赤壁八十馬に押し倒されていた朱美を救い出したのは尺八を持った虚無僧・青木丹左。彼はすすり泣く朱美を、現在の仮住(かりずまい)としている一宇の阿弥陀堂へと招いた。丹左の親切心に安心した朱美は、ほかに泊まるあてもなかったので、そこで横にならせてもらい、眠りにつく。ところが突然、彼女は絞め殺されでもするようなうわ言を叫び、目を覚ましてしまうのであった……。

第50回 冬の蝶
住吉の旅籠を抜け出し、自由の身となった朱美は、清十郎に与えられた傷手(いたで)と、それに伴う精神的な動揺が未だに癒えてはいなかった。武蔵の事を想いながら、五条に近い寺町を歩いていると、何の用もなくぶらついていた牢人・赤壁八十馬に声をかけられる。煩わしく思い、聞こえないふりをしていた朱美であったが、突然、八十馬に背中を突き飛ばされ、勢いよく萱の中に倒れ込んでしまう……。

第49回 奔馬(2)
宍戸梅軒の仕業により、お通とはぐれてしまった城太郎。柑子坂を駆けながらお通の名を叫んでいると、すれ違った編笠の男にどうしたのかと尋ねられる。訳を話すと、男はこの先で梅軒の仲間に縄つきにされた若い女を見たと言い、代わりにお通を助けてくれる運びとなった。男の忠告に従い、城太郎が藪の中へ身を潜めていると、やがてお通を連れ…

ジャンル
名作
ナレーター
浅科准平
言語
JA
日本語
ページ数
01:58
時間
発売日
2016年
3月4日
発行者
オトバンク
サイズ
118.7
MB
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