あたしの一生 猫のダルシーの物語 あたしの一生 猫のダルシーの物語

あたしの一生 猫のダルシーの物‪語‬

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発行者による作品情報

猫のダルシ―の視点で描く感動的な愛の物語。

「あのひとへの、あたしの愛。それから、あたしへの、あのひとの愛。あたしは、あたしたちが一緒に暮らした日々の思い出を、あのひとの胸のなかにちゃんと蒔いておいた。あたしがいなくなったあともその思い出があのひとを、なぐさめてくれるようにね。
けっきょくのところ、もんだいなのは愛ということ……。」(本文より)
「あたし」と「あたしの人間」の、出会いから「あたし」の死までの17年にわたる濃密な時間を、あくまで猫の視点で――けっして擬人化することなく――描いた稀有な物語。原著の素晴らしいイラストレーションも完全収録。江國香織のしなやかな日本語で送る猫本の傑作、待望の文庫化版を電子化!
以下のような「訳者あとがき」がこの本の魅力を語りつくしている。
「こんなにストレートな愛の物語を読んだのはひさしぶりでした。ストレートで、強く、正確で、濃密な、愛の物語。/もし誰かをほんとうに愛する気なら、ダルシ―のように生きる以外にないのではないか……」

ジャンル
小説/文学
発売日
2016年
3月13日
言語
JA
日本語
ページ数
216
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
7.8
MB

カスタマーレビュー

ロパさま

「あたしの人間」として認めてもらうために

かつて一緒に生きてくれて、旅立った子。
今、一緒に生きてくれている子。
彼女たちを失望させないように、
彼女たちにしつけられた事を守り、
これからも最優先に気を配ることを、誓いました。
猫のダルシーが語る直向きすぎる愛が、
心に響きます。

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