いちば童子 いちば童子

いちば童‪子‬

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発行者による作品情報

ちょっと不思議な話をしたろか、大阪万博の前の年のこと──俺がいた環状線のT駅の近くに小さな市場があった。肉屋、魚屋、乾物屋、果物屋、食い物屋、ふとん屋にゲームセンター。市場を歩き回る俺は、同い年くらいの男の子があちこちにいるのに出会った。いちば童子だ。座敷ワラシの親戚みたいなもんやな。そんな頃、新しい道路と市場をつなぐ話が持ち上がり、市場は賛否で割れた……。これは「忘れられない香り」の記憶をテーマとして競作されたアンソロジーの一篇です。

ジャンル
小説/文学
発売日
2011年
10月10日
言語
JA
日本語
ページ数
26
ページ
発行者
文藝春秋
販売元
BUNGEISHUNJU LTD.
サイズ
169.9
KB
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