いま、会いにゆきます
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- ¥950
発行者による作品情報
感動の大ベストセラー、待望の電子化!
タイトルの意味を知ったとき、その言葉に込められた強く切ない思いに、きっと涙すると思います。「おはよう」とか「おやすみ」とか「行ってらっしゃい」とか、そんなささやかな日常にこそ幸福はある。「愛してる」と言える人がいるだけで人はこんなにも幸福になれる。そういうシンプルな真実をファンタジックな物語に仕立て、単行本刊行時には「感涙度100%」と評された傑作恋愛小説です。未読の方はぜひこの機会に読んでみてください。
APPLE BOOKSのレビュー
恋愛小説の旗手、市川拓司による父と子に起きた奇跡の愛の物語『いま、会いにゆきます』。秋穂巧(あいおたくみ)は、体調にさまざまな不具合を抱えながらも、司法書士事務所で働く父親。愛する妻、澪(みお)が病で亡くなってから6歳になる息子の佑司とできる限りの生活を2人で送っていた。ある雨の日、2人でいつものように森の工場跡へ散歩に行くと、そこにいたのは亡き妻、澪だった…。記憶を失くしていた彼女との生活に3人それぞれが戸惑いながらも、空白の数年間を取り戻すかのような温かで優しい家族の日々が描かれる。この奇跡が現実であることに胸がいっぱいになりながらも、彼女がまた消えてしまうのではないかという不安を抱える巧と佑司、そして自分がかつていた場所に愛しさを覚え始める澪の3人の姿がどうしようもなく切ない。ファンタジーでありながら、著者自身のキャラクターや生活、実際のエピソードを基にしているからこそのリアリティが読者の心をつかみ、大事な人がそばにいる奇跡、そして共に生きるその日々をより尊く感じさせてくれる。2004年に、竹内結子と中村獅童主演で映画化され大ヒットを収めた。
カスタマーレビュー
感動
とても感動しました。
あまり本を読まない私ですが、この本は夢中になって読んでしまいました。
ぜひ皆様も読んでみてください!