



つげ義春大全 第十六巻 ねじ式 ゲンセンカン主人
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4.5 • 4件の評価
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- ¥3,400
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発行者による作品情報
つげ義春の代表作『ねじ式』、『ほんやら洞のべんさん』『ゲンセンカン主人』『やなぎ屋主人』『リアリズムの宿』等、60年代後半から70年代前半に発表された伝説の作品、15編を収録。
<収録作品>
『長八の宿』『二岐渓谷』『オンドル小屋』『ほんやら洞のべんさん』『ねじ式』
『ゲンセンカン主人』『もっきり屋の少女』『蟹』『やなぎ屋主人』『夢の散歩』
『夏の思いで』『下宿の頃』『大場電気鍍金工業所』『懐かしいひと』『リアリズムの宿』
APPLE BOOKSのレビュー
1968年に雑誌『ガロ』で掲載され、マンガ界に大きな衝撃を与えた『ねじ式』をはじめ、孤高の鬼才つげ義春の代表作品を収録。つげ自身が見た夢をインスピレーションに描かれたという『ねじ式』は、奇怪な登場人物やセリフ、設定、風景など、シュールを極めた内容で、読者に強烈なインパクトをもたらした。その異空間は恐ろしく不気味でありながら、なんともいえない魅力に満ち、イマジネーションを刺激する。マンガというジャンルを超えてさまざまな後続作品に影響を及ぼし続けており、冒頭の「メメクラゲ」という言葉が出てくるシーンだけでも、どこかに引用された形を含め、目にしたことがない者はいないのではないかと思えるほどだ。