てらこや青義堂 師匠、走る てらこや青義堂 師匠、走る

てらこや青義堂 師匠、走‪る‬

    • 3.8 • 4件の評価
    • ¥950

発行者による作品情報

格別の思いがこもる、作家今村翔吾の原点!

明和七年、太平の世となって久しい江戸・日本橋で寺子屋の師匠をつとめる坂入十蔵は、かつては凄腕と怖れられた公儀の隠密だった。
学問は苦手ながら剣術に秀でた才を持つ下級武士の息子・鉄之助、浪費癖のある呉服問屋の息子・吉太郎、極度のあがり症ながら手先の器用な大工の息子・源也など、さまざまな個性の筆子たちに寄りそう日々を送っていたが、藩の派閥争いに巻き込まれた筆子の一人、加賀藩士の娘・千織を助ける際、元忍びという自身の素性を明かすことになる。
年が明け、筆子たちのお伊勢参りに同道する十蔵の元に、将軍暗殺を企図する忍びの一団「宵闇」が公儀隠密をも狙っているという報せが届く。十蔵は、離縁していた妻・睦月の身にも危険が及ぶことを知って妻の里へ向かった。

哀しみに満ちた妻との出会いと別れ、筆子たちとの絆の美しさ、そして手に汗握る結末――「本書は無冠だが、無冠の傑作として永く文学史に残るであろう」そう文芸評論家・縄田一男氏が絶賛し、作家自身が「最も自分自身を剥き出しにして書いたかもしれない」と語った、今村翔吾の原点ともいえる青春時代小説の傑作!

※この作品は単行本版『てらこや青義堂 師匠、走る』として配信されていた作品の文庫本版です。

ジャンル
小説/文学
発売日
2022年
9月6日
言語
JA
日本語
ページ数
416
ページ
発行者
小学館
販売元
Shogakukan, Inc.
サイズ
1.8
MB
影斬り 火盗改香坂主税(1) 影斬り 火盗改香坂主税(1)
2020年
鬼煙管――羽州ぼろ鳶組 鬼煙管――羽州ぼろ鳶組
2018年
夏の戻り船 くらまし屋稼業 夏の戻り船 くらまし屋稼業
2018年
宮本武蔵 上 宮本武蔵 上
2013年
宮本武蔵 宮本武蔵
2015年
宮本武蔵 宮本武蔵
2018年
イクサガミ(1) イクサガミ(1)
2023年
イクサガミ(6) イクサガミ(6)
2025年
イクサガミ(2) イクサガミ(2)
2023年
イクサガミ(3) イクサガミ(3)
2023年
イクサガミ(4) イクサガミ(4)
2024年
イクサガミ(5) イクサガミ(5)
2025年
剣樹抄 インヘルノの章 剣樹抄 インヘルノの章
2024年
剣樹抄 剣樹抄
2021年
極楽征夷大将軍 極楽征夷大将軍
2023年
まるまるの毬 まるまるの毬
2017年
合理的にあり得ない 上水流涼子の解明 合理的にあり得ない 上水流涼子の解明
2020年