まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書 まったく新しいアカデミック・ライティングの教科書

まったく新しいアカデミック・ライティングの教科‪書‬

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発行者による作品情報

人文学の論文執筆には、基礎となる習得必須の知識と技術がある。しかし、それを現在の大学教育はうまくカリキュラム化できていない。どんな条件を満たせば論文は成立したことになるのか、どの段階でどの程度の達成が要求されるのか、そしてそのためにはどのようなトレーニングが必要なのか。そもそも、なんのために人文学の論文は書かれるのか。期末レポートからトップジャーナルまで、「独学で書く」ためのすべてを網羅する。

ジャンル
ノンフィクション
発売日
2024年
7月30日
言語
JA
日本語
ページ数
213
ページ
発行者
光文社
販売元
Kobunsha Co., Ltd.
サイズ
3
MB

カスタマーレビュー

AntarktikaID

書くことは簡単、机に座って血を流すだけ

今までの日本語の書籍は、「どのように書くか」について書いてきた。この本では「何を書くか」について書かれている。

「いい文章の条件は書き手に本当に書きたいことがあることだ」と言われる。この本は、技法など学んでも意味がないとまでは言わないが、少なくとも書くこと(argument)なしには論文に値しないという。

「結局のところ、論文執筆の実力はおおきく2つに分けられる。ひとつは、どれだけ強いアーギュメントをつくれるか。そしてもうひとつは、いかにそのアーギュメントを説得的に論証できるかである。」

書くのなら、そしてそれが読むに値するのなら、contestedでなければならないし、書き手はリスクに晒されねばならない(血を流す)ということだ。

論文を書くために必要なことは、その跳ね返りにも屈せぬほどの命題を提する、それに必要な価値を磨くこと。畢竟怯まず生きることだと主張する。ヘミングウェイのいうように──そう付け足したら、私のargumentではなくなってしまうけれど。

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