こうやって頭のなかを言語化する‪。‬

APPLE BOOKSのレビュー

コピーライターとして100以上のプロジェクトに関わり、国内外での受賞歴を持つ荒木俊哉が、人の心をつかむ言葉が瞬時に出てくる「言語化メソッド」を指南する『こうやって頭のなかを言語化する。』。広告会社の営業職だった著者は、社内異動でコピーライターにキャリアチェンジしたことをきっかけに「自分の頭の中を言葉にする」ことの難しさに直面する。優秀なライバルたちとの差に絶望した彼が「言語化力」を高めるために開発し、1,000人以上のフィードバックを経て完成したメソッドが、本書で詳しく紹介される「言語化ノート術」だ。言語化にセンスや才能は必要ない、と言い切る著者が生み出したこのメソッドは、誰でもすぐに始められるシンプルな設計で、まず5日間取り組めば「言語化」が毎日の習慣になっていくという。会議やプレゼンテーション、友人やパートナーとの会話など、日々の仕事や生活の中で「自分が考えていること、感じていること」をしっかりと言葉で伝えることは、得られる成果はもちろん、人生の満足度にも直結するスキルだ。言語化に苦手意識のある人でも始めやすく、無理なく続けられる超シンプルノート術を、本書を通じて体験してみよう。