アドラー心理学入門
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- ¥950
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発行者による作品情報
日本ではフロイトやユングの名前はよく知られていますが、同じ時代に生きたオーストリアの精神科医であるアルフレッド・アドラーの名前はあまり知られていません。
本書ではアドラー心理学の見地から、どうすれば幸福に生きることができるかという古くからの問いにアドラーがどのように答えようとしているかを明らかにし、どのように生きていけばいいのかという指針を示しました。
カスタマーレビュー
ヨッちゃんママ
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『アドラー心理学』に出会って
私が『アドラー心理学』に出会うきっかけとなったのは、腰痛の治療で長く通っている鍼灸院の先生との会話の中で、「アドラー心理学の本を読んでごらんなさい。」という一言からでした。今思い返しても、「何故そのような内容の話しになったのか」「何故そう言われたのか」を思い出す事は出来ずにいますが、「とりあえず勧められた以上読んでみよう。」と思い、本の購入を決めました。
様々な本の中でこの本を選んだ理由としては、鍼灸院の先生から「自分が一番選びたくない本を選んでごらんなさい。」と言われたこともあり、タイトルからの第一印象が「一番内容が固そうで理解するのに時間がかかりそう」と思ったからでした。しかしながら、私の苦手意識とは相反して(読み始めこそ言葉が頭に入るのに時間が掛かりましたが)時間経過に伴って、内容と自分の生きてきた経験や現在を重ねる事で共感したり、「なるほど」と納得する場面が増え、最後まで読み終えることが出来ました。「遥か彼方の時代の人の考え方が色褪せず現在にも通用している事に深い驚きと感銘を受けずにはいられない。」それが読み終えた時の率直な感想でした。私のこれからの人生を支えるバイブルの一冊になったことは間違いありません。これから関連する書をまた読んでいきたいという欲求が湧いているので、別の本を探したいと思います。