トマス=アクィナス(Century Books―人と思想) トマス=アクィナス(Century Books―人と思想)
人と思想

トマス=アクィナス(Century Books―人と思想‪)‬

    • 5.0 • 1件の評価
    • ¥1,000
    • ¥1,000

発行者による作品情報

「人と思想」は、世界の思想家の生涯とその思想を、当時の社会的背景にふれながら、立体的に解明した思想の入門書です。思想家の生涯を交友関係や、エピソードなどにもふれて、興味深く克明に記述、その主要著書を選択して、概説とその中心となる思想を、わかりやすく紹介してあります。平易な記述と生き生きとした表現を心がけ、新鮮な印象が残るように努めました。一般の方々のハンディな教養書として、また学生・生徒の参考読物として、広く本書をおすすめします。


【Century Books】人と思想 114 トマス=アクィナス

中世の精神文化を代表する偉大な作品といえば、だれでもゴシック大聖堂と共にトマス=アクィナスの『神学大全(スンマ)』をあげる。しかし多くの人は、いわば遥かな時代の記念碑であるかのようにトマスを遠くから眺め、讃え、そしてそのまま行き過ぎてしまう。近づいてその生の声に耳を傾ける人は稀である。たしかに、ラテン語の膨大な著作の奥にいるトマスその人と出会うことは難しい。トマスの同時代人たちも、かれを「革新者」として讃え、あるいは危険視したが、その「革新」の深い意味は理解しなかった。しかし、トマスを斥けるところから出発した近代思想が、あらゆる面で行きづまっているように見える今日、もう一つの「選択肢(アルターナテイブ)」としてのトマス思想を見直す必要があるのではないか。本書はトマスの生の声を伝え、読者をトマスその人との出会いに導こうとする試みである。

  • ジャンル
    ノンフィクション
    発売日
    2018年
    2月21日
    言語
    JA
    日本語
    ページ数
    197
    ページ
    発行者
    渡部哲治
    販売元
    SHIMIZU SHOIN CO.,LTD.
    サイズ
    9.5
    MB
    カトリック入門 ──日本文化からのアプローチ カトリック入門 ──日本文化からのアプローチ
    2016年
    トマス・アクィナス『神学大全』 トマス・アクィナス『神学大全』
    2019年
    神とは何か 哲学としてのキリスト教 神とは何か 哲学としてのキリスト教
    2019年
    人格の哲学 人格の哲学
    2022年
    問題としての神(長崎純心レクチャーズ04) 経験・存在・神 問題としての神(長崎純心レクチャーズ04) 経験・存在・神
    2023年
    神学大全43 第III部 第73問題~第78問題 神学大全43 第III部 第73問題~第78問題
    2022年
    老子 (Century Books―人と思想) 老子 (Century Books―人と思想)
    2017年
    ソクラテス (Century Books―人と思想) ソクラテス (Century Books―人と思想)
    2017年
    釈迦 (Century Books―人と思想) 釈迦 (Century Books―人と思想)
    2017年
    プラトン (Century Books―人と思想) プラトン (Century Books―人と思想)
    2018年
    アリストテレス (Century Books―人と思想) アリストテレス (Century Books―人と思想)
    2018年
    イエス (Century Books―人と思想) イエス (Century Books―人と思想)
    2017年