ナイルパーチの女子会
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3.9 • 32件の評価
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- ¥800
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発行者による作品情報
「心がえぐられすぎてつらい」
第二十八回山本周五郎賞&第三回高校生直木賞を受賞!
友情とは何かを描いた問題作。
商社で働く志村栄利子は愛読していた主婦ブロガーの丸尾翔子と出会い意気投合。
だが他人との距離感をうまくつかめない彼女をやがて翔子は拒否。
執着する栄利子は悩みを相談した同僚の男と寝たことが婚約者の派遣女子・高杉真織にばれ、とんでもない約束をさせられてしまう。
一方、翔子も実家に問題を抱え――。
「本作『ナイルパーチの女子会』は、柚木麻子さんがデビュー以来追い求めてきた主題の一つの到達点であり、その後の柚木さんが展開する文学への結節点でもある。」(重松清「解説」より)
カスタマーレビュー
かヨこ
、
ただの友情物語ではない
キラキラした友情物語ではなくて、
誰しもがもっているであろう
ダークサイドな部分が露骨したような物語でした。
おつたまご
、
何だこの本は…
「アッコちゃんシリーズ」を読んでいたのでこの本もいわゆる「女友達同士の日常」→ちょっとクスッとするそれでいて痛快な日々の生活を描いた本かと思って気楽に読み始めたら、とんでもなかった。読んでいる間じゅう息が苦しい感じがしていたたまれなかった。多分女の、いや人間の本質をいろんな人に投影して容赦なく描かれてるからだろう。こんな本を書く柚木氏はほんとにすごいしおそろしいです。
すーすーすー
、
ちょっと、がっかり
どろどろしていて、重たくて、
想像とはだいぶ違う印象で
ちょっと残念でした。。