ハサミ男
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4.0 • 297件の評価
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- ¥1,000
発行者による作品情報
美少女を殺害し、研ぎあげたハサミを首に突き立てる猟奇殺人犯「ハサミ男」。3番目の犠牲者を決め、綿密に調べ上げるが、自分の手口を真似て殺された彼女の死体を発見する羽目に陥る。自分以外の人間に、何故彼女を殺す必要があるのか。「ハサミ男」は調査をはじめる。精緻にして大胆な長編ミステリの傑作! 【2005年公開映画「ハサミ男」原作】(講談社文庫)
APPLE BOOKSのレビュー
覆面作家・殊能将之の記念すべき長編デビュー作であり、第13回メフィスト賞を受賞し、後に映画化もされた「ハサミ男」。今作は美少女を殺し、首にハサミを突き立てる連続殺人鬼「ハサミ男」に迫るサイコミステリー小説。舞台は東京、主人公の「わたし」は普段、氷室川出版の編集部でアルバイトをしているが、もう一つの顔がある。2人の女子高生を猟奇的に殺し、世間を騒がせている「ハサミ男」だ。しかし、3番目のターゲットの計画実行直前、その狙っていた少女が何者かによって、ハサミ男を模倣した手口で殺されてしまう。なぜ、彼女は自分以外の人間に殺されたのか。事件に興味を持った「わたし」は真犯人の調査を始めるのだが…。残忍な殺人鬼の心の迷宮や闇が徐々に明らかになるにつれて、恐怖が背中に忍び寄ってくる。切れ味の良い文体に、ミスリードを誘う伏線が散りばめられた技巧的なストーリー構成。怒涛の展開が続き、真実が明らかになるまでページをめくる手が止められないだろう。
カスタマーレビュー
意外な展開に。
先入観からなのかなんなのか決めつけで読み進めて行ってしまったらとんでもない展開になってついていけなくなる、そこがおもしろかった!
まぁまぁ
という感じでした。作品紹介のミスリードがどうとかは書かない方がいいですね。序盤で分かってしまい、つまらなくなりました。作品紹介の仕方が絶望的なので星2つ。
おもしろかったです!
本はあまり読むのが好きじゃなかったのですが、友達にオススメされて、気分で買ってみて読んだのですが、続きが気になってすぐに読み終えてしまいました!
周りの人にもオススメしたいと思いました!